【大学教授インタビュー】社会の転換期における「戦略人事」のあり方
人事向けメディア「日本の人事部」で、担当したインタビュー記事が公開されました。
法政大学大学院の石山恒貴教授に、社会の転換期における「戦略人事」のあり方や、これからの人事に求められる役割についてうかがっています。
▼人事に必要な「戦略人事」と「サステナブル人事」の視点
https://jinjibu.jp/article/detl/tieup/2749/
「日本の人事部」引用
学術的には近年、「戦略人事」に加えて「サステナブル人事」が大事だといわれています。また、サステナブル人事では「People(人)」「Planet(地球)」「Profit(利益)」という、三つの“P”が重要だとされています。ここでの利益とは、長期的に企業が発展していくための持続可能な利益を指します。
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働く人の幸せや健康、熱意を高めていくことが人事の役割だとすれば、「戦略人事」と「サステナブル人事」の両方を実現することが重要です。経営の視点に立って、会社の意義や向かうべき先を社員に伝えるべきときもあれば、社員に寄り添い、現場の痛みや苦しみを経営者に進言しなければならないときもあるでしょう。「戦略人事」と「サステナブル人事」を二項対立的に捉えるのではなく、経営側と社員側の間に立って、この二つを両立させていくのがプロフェッショナルな人事です。